子どもの教育資金、貯金や学資保険だけで備えていませんか?
どうもこんにちは!
片働きサラリーマンとして娘2人の教育資金を準備中の理系キリン(@kirin_rikei)です✨
皆さんは子どもの教育資金をどのようにして準備しているでしょうか?
以下の記事でも紹介してますが、教育資金はインフレ対策が必要であるため、貯金や学資保険だけでなく、投資も活用しながら準備する必要があります。
※過去の記事はこちら:教育資金を準備するための具体的なステップ解説!
投資も活用して準備する上で必要なことは、“可能な限りコストを抑えること”です。
信託報酬や手数料などありますが、最も大きなコストは、配当金や運用益にかかる”税金“です。
配当金や運用益には約20%の税金がかかります!
100万円増やしても80万円しか手元に残らないのです…。
そんな“税金”を抑えるための最強の武器が、NISA やつみたてNISAに代表される、“税制優遇制度”です!
今回は、そんな税制優遇制度の中でも、子育て世代が活用できる、“ジュニアNISA”についての紹介です!
ジュニアNISAを知らない方にもわかるように解説していきますので、
ぜひ最後まで御覧ください🎶
それでは早速行きましょー!
ジュニアNISAって何?
ジュニアNISAは正式名称を、”未成年者少額投資非課税制度”といいます。
金融庁サイトによる概要は以下です。
投資枠内であれば、株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益が非課税で運用できるという制度です。
どうせ長期で運用するなら、非課税で運用してコスト(税金)を抑えよう!
非課税のメリットを理解するために、簡単なシミュレーションをしてみましょう。
【状況】
子どもが0歳のときに80万円を投資し、17歳まで年利5%で運用
【発生する利益】
80万円の元本は約180万円に利益は180万-80万=100万円
【発生する税金】
①通常の証券口座→約20万円の税金がかかる
②ジュニアNISA→税金は0円!
ジュニアNISAを使うだけで、20万円も節税になりました!!
節税メリットが大きいジュニアNISAですが、実は大きなデメリットがあります。
それは、
①子どもが成人するまで払い出しができない
②途中払い出しすると遡って課税される(非課税メリットがなくなる)
ということです。
教育資金は子どもが成人する前に必要になる場合もありますし、途中払い出しすると税金が取られてしまうのでは、使い勝手が悪すぎます。
このような状況からジュニアNISAは不人気となり、2023年に廃止が決定されました。
しかし、この制度廃止によって、ジュニアNISAの最大のデメリットであった、途中払い出しの制限がなくなり、一気に注目を集めるようになりました。
結論、2023年までの投資枠分については、2024年以降であれば、非課税メリットを残したまま、途中払い出しが可能となりました。
これで、2024年以降であれば、
・資金が必要なときに
・課税されることなく
払い出しができるようになりました。
デメリットがなくなり、制度を活用しない手はない!
ということで注目を集めたんだね!
ぜひ活用したいジュニアNISAですが注意点があります。
それは、“投資可能期間が2023年まで”ということです!
2023年分の投資枠分を使い切らなければ、ジュニアNISAの非課税枠は二度と使えなくなります。
ぜひ本記事を参考に、証券口座を開設し、ジュニアNISAを活用してみてください!
オススメ①楽天証券
オススメ②SBI証券
ジュニアNISAの始め方
メリットしかないジュニアNISAですが、口座開設前に準備が必要なものがあります。
ジュニアNISAの口座開設を進めても、上記が揃っていないと手続きが進められないので、まずは上記の準備から始めてみてください😄
事前準備するものが揃ったら、以下のステップでジュニアNISA口座を開設し運用を開始しましょう!
- STEP1親名義の口座がある証券会社からジュニアNISAを申し込む
“〇〇証券 ジュニアNISA”と検索し、未成年口座開設の申込みを行います。
(親名義の口座へログインが必要)理系キリンネット証券であればWeb上で手続きが完結するので簡単です🎶
- STEP2本人確認書類などの提出
マイナンバーカードや住民票、本人確認書類等の提出をします。
※Webアップロードや郵送での手続きを選択できます。理系キリン子どものマイナンバーカードがあると提出書類が少なくなって便利です!
- STEP3口座開設完了通知の受け取り
口座開設完了通知や、ログインパスワード/取引パスワードが記載された書類が簡易書留で届くので、受け取ります。
理系キリンこの書類を受け取れないと取引ができないので、忘れずに受け取ってください!
- STEP4未成年口座にログイン・初期設定
簡易書留で届いた書類の情報で未成年口座にログインします。
各証券口座の案内に従い初期設定を行います。
取引を開始するには“出金先等口座”を登録する必要があり、子ども名義の銀行口座を登録します。理系キリンここで子ども名義の銀行口座が必要になります!
ここまで来て、「子ども名義の口座がない!」と挫折してしまう人もいるとか…。 - STEP5証券口座にお金を入金する
各証券口座ごとに選択できる方法で、入金手続きを行います。
登録した銀行口座でネットバンキングができれば即日入金が可能な場合が多いです。 - STEP6ジュニアNISA枠で投資商品を買う
ジュニアNISA枠で投資商品を購入します。
長期の運用になるので、銘柄選定は慎重に行ってください。理系キリン私が投資している銘柄については以下の記事でも紹介しています😄
教育資金を準備するための具体的なステップ解説!NISAも活用して賢く備えよう | 30代片働きサラリーマンが実践する方法も紹介 - STEP7子どもが成人するまで放置
コストが安く、全世界や全米に広く分散されたインデックスファンドであれば、長期で運用することにより安定した利回りが期待できます。
短期の売買はせず、子どもが成人するまで放置するくらいの気持ちで運用しましょう。理系キリンジュニアNISAの運用だけでは不足する分の教育資金は貯金などの安定資産で貯めておきましょう!
※途中で資金が必要になった場合でも、2024年以降であれば非課税で払い出しすることができます。
- STEP8教育資金として使うor子どものNISA口座に移管する
子どもが成人したらジュニアNISAの資産は売却して教育資金として使いましょう。
もしも、使わなかった場合には子どものNISA口座に移管しましょう。
ジュニアNISA口座→NISA口座に移管することで、更に長期間非課税で運用を続けることができます。理系キリンここまで長期間非課税で運用できれば、リスクも相当小さく抑えられるね!
本人確認書類の提出や、証券口座の初期設定など、少し面倒な部分が多いことは事実です。
しかし、一度商品を購入してしまえば、子どもが成人するまで放置するだけで、非課税メリットを活かした資産運用ができます。
インフレ負けせずに、教育資金を準備する方法としては活用しない手はないかと思います!
ぜひ証券口座の開設から始めてみてください🎶
まとめ -ジュニアNISAは2023年がラストチャンス!-
今回は2023年がラストチャンスになる“ジュニアNISA”について紹介しました。
ジュニアNISAの概要は以下です。
廃止が決定したことで、”途中で払い出しできない”というデメリットがなくなり、魅力的な制度になったんだったね!
ジュニアNISAを始めるには以下の事前準備が必要です。
事前準備が済んだら、下記の手順に従って口座開設→投資商品の購入を行いましょう。
- 親名義の口座がある証券会社からジュニアNISAを申し込む
- 本人確認書類などの提出
- 口座開設完了通知の受け取り
- 未成年口座にログイン・初期設定
- 証券口座にお金を入金する
- ジュニアNISA枠で投資商品を買う
- 子どもが成人するまで放置
- 教育資金として使うor子どものNISA口座に移管する。
繰り返しますが、ジュニアNISAの非課税枠は、2023年分の80万円がラストチャンスです!
2024年からは新NISAが始まりますが、現時点で投資余力がある方にとっては、ジュニアNISAの非課税枠を使わない手はありません!
私も2023年2月に娘2人分のジュニアNISAを
始めることができました😄!
私も実際に利用している証券口座も記載しておくので、まずは証券口座の開設から始めてみてください🎶
オススメ①楽天証券
オススメ②SBI証券
それではまた次回お会いしましょー!
さようなら〜😄
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